仙台フィル!
2012-08-07


禺画像]

今年のせんくらでも、
仙台フィルのコンマスとして出演させて頂きます。
今日は身内自慢になってしまいますが、
仙台フィルのメンバーの良さについて書かせて頂きますね(笑)!
(写真は秋にミュージック・パートナー就任が決まった、
我がオケ自慢の世界的指揮者・山田和樹さんと、
仙台が誇る銘菓・萩の月←大好物の袋を持つ私)。


「仙台フィルは雰囲気が良いね!」と、
ゲスト出演して下さった音楽家がよくおっしゃって下さるのですが、
私もゲストコンマスで出演した時からそう感じ、
その事が仙台フィルに入った一番の決め手だったように思います。


良い雰囲気、それは音楽と人が好き、という人の集まりだからでしょう!
これってプロの演奏家にとって、とても、とても重要なものだと思います。
これが無ければ、お客様が感動する様な音楽を奏でる事は出来ないでしょう。

仙台フィルのメンバーは心底音楽が大好きで、
リハーサル時&本番時には「この曲素晴らしいよね!美しい!!」と盛り上がり、
弾き終えた熱気そのままに、ロビーに出てお客様との交流を
楽しみにする人ばかり。

こんなメンバー、そして演奏家が気持ち良く演奏出来る様に
細やかな気遣いをしてくれる裏方スタッフがいるからこそ、
震災後に250回を越える「音楽の力による復興センター」との
活動が出来たのだと思います。


これらの活動が評価され、エクソンモービル音楽賞、
渡邉曉雄音楽基金特別支援(私事ですが、宮城県芸術選奨)を
受賞する事が出来ました。

これらの賞に大いに励まされましたが、
何よりも私達の思いを感じて、「演奏に元気をもらいました」
とおっしゃって下さる方のお気持ちに応え、
音楽で東北を元気にしていきたいという思いが、
今私達の中に強くあります。



せんくらでは震災を経験して、今まで以上に
思い入れの強い作品となった
「新世界」、「モルダウ」、「第九」を演奏します!
私達仙台フィルの音楽のパワーを是非お楽しみください!!


神谷未穂(ヴァイオリン)
[神谷未穂]

コメント(全1件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット