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ある日の夕空を見上げた一枚。
黄昏時は私が一日の中で1番好きな時間です。
日々世の中は目まぐるしく動き続けていますが、
空もまた日々移ろいでいるんだなぁと、
改めて気づかせてくれる気がするのです。
部屋の中に差し込む、憂いを帯びたオレンジの淡い光を感じて
空を見上げたり、歩いているときに目の前に壮大に広がる
グラデーションピンクにきゅんとしたり、空が燃えているかのように
赤の余韻で染まった空に、思わずシャッターを切ったり、
毎日変わるその様々な色に彩られた夕暮れの顔は、
深い感動と共に、心に温かく穏やかなものを届けてくれる気がします。
毎日見てる見慣れた景色も、胸を動かすような夕焼けをバックにすると、
なにか特別なものにみえたり。
余裕がなくなると、空を眺めることも減ってしまいますが、
せっかく毎日毎日空は違う表情を見せてくれているのだから。
せめてそれに気づけるくらいの余裕は、
常に心に持ち合わせていたいなと思う、
今日この頃なのでした。
花井悠希(ヴァイオリン)
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